貝洲加藤神社
2019/2/16(土) 曇
今日も午後から晴れるという天気予報に期待してポタリングに出たが、結果は11日と同じく太陽はなかった。
出発は気温が上がる午前11時。方向は南。
目的地は、貝洲(かいず)加藤神社と鏡オイスターハウス。
鏡オイスターハウス(写真1参照)は、2年前の正月に訪れたが休みだったので、是非とも再訪したい所だった。
ここ八代の地牡蛎は、「1940~50年代初めにかけてアメリカ西海岸のカキが病気で激減した時に、種牡蠣としてたまたま熊本八代の地ガキを輸出したところ、シアトルでうまく定着し、小ぶりで味が濃くクリーミーということで、アメリカでは今やクマモトオイスターとして高級種として人気がある」とのこと。
午後1時半到着。
単品注文方式でセットメニューはないとのことで、牡蛎とホタテ貝(写真2参照)、牡蛎飯とみそ汁を注文し昼食とする。
オイスターハウスを後にして、貝洲(かいず)加藤神社(写真3・4参照)に移動する。境内は広い。
由緒書(写真5参照)によると、野津手永惣庄屋の鹿子木量平が土木、灌漑治水に手腕を発揮された加藤清正公の霊廟に願掛けをして、文化2年(1805年)から文政5年(1822年)にかけて17年間に百町、四百町、七百町の新地を干拓し、工事が完成したことによりご神霊を本妙寺から勧請したとある。
境内末社として、市杵嶋姫神と綿津見大神が祀られている。いずれも海神族であり、八代市に鎮座する妙見宮→北極星信仰、ガメ→亀蛇→神仙思想、呉の太伯の後裔伝承等々妄想が広がるが、この地域が海神族と繋がりが強い土地柄であることが想像される。
機械力のなかった頃のことである。神の加護なくしては、できることではなかっただろうと想像する。
その隣に八代の熊本高等専門学校が建物に関する説明板(写真6参照)を設置している。
それによると、本殿は入母屋妻入・・・と高等専門学校らしく詳細を説明している。
狛犬が三対ある。本殿に一番近い狛犬(写真7・8参照)がライオン(大正14年建立)であることが面白い。
15時近くになり、ここを引き返し点として帰途に就く。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)43km→加藤神社37km→熊本(自宅)所要時間6.5時間(実5.5時間) 総計80km 走行累計27,387km