熊本から気ままに山と自転車のブログ

ウォーキング・サイクリング・文化財探訪・山行のこと等を記しています。

郡浦(こうのうら)神社

郡浦(こうのうら)神社
2019/2/13(水) 晴

今日は、昨日に引き続き好天に恵まれたのでまたまたポタリングに出る。午前11時と若干遅れ気味の出発。方向は南、ウトイチ(宇土半島一周)も考えたが、通行量の多い国道57は怖いので国道266を往復することにする。
出発から2時間、道の駅「不知火」で、タウリン豊富な貝類を食べると元気が出そうな気がしてあさり貝定食(写真1参照)の昼食とする。あさり貝定食はこの店の一番人気メニュー。この季節温かいみそ汁とサックサックのかき揚げは最高に美味しい。


宇城市三角町の郡浦(こうのうら)神社(写真2参照)に立ち寄る。相当に広い境内に由緒を感じる。


神社拝殿(写真3参照)の神紋は「丸に違い鷹の羽」の阿蘇神社系。


郡浦神社畧記(写真4参照)は仮名交じり文で書かれており、難読文だが拾い読みすると・・・祭神は蒲池比咩命(かまちひめのみこと)、建磐龍命(たけいわたつのみこと)、速瓶玉命(はやみかたまのみこと)、神武天皇。
阿蘇社の伝承に、肥前国温泉郷にある四面神社御女ともあり四面神社は肥前温泉郷にありと云うは三代実録元慶二年の條に宇土郡正六位上蒲池比咩命神社、後に左(上記)の三柱の神を併祭ると云う・・・とある。四面宮、四面神社の末社は菊池市七城町内島、山鹿市国道3の山鹿大橋の袂にもある。


本殿左側に神宮寺常福寺廃寺跡(写真5参照)がある。


標柱(写真6参照)には、明治元年の神仏混淆の禁止令で廃寺となったとある。


また別の標柱(写真7参照)では、健軍神社、甲佐神社と共に阿蘇社の三摂社の一つに数えられるとある。


神殿裏には横穴墳とも見える横穴(写真8参照)があるが、改変されているのか詳細は分からない。


神風連の乱の6名が当社神官甲斐武雄を頼って来たが、結果近くの大岳頂で自刃したという説明板(写真9参照)と共に碑がある。15時になり、郡浦神社を引き返し点として帰途に就く。


帰路の途中。海辺のダイコンの花が早くも咲いている。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)41km→郡浦神社41km→熊本(自宅)所要時間7時間(実6時間) 総計82km 走行累計27,307km