熊本から気ままに山と自転車のブログ

ウォーキング・サイクリング・文化財探訪・山行のこと等を記しています。

緑川の桑鶴塘・横塘


緑川の桑鶴塘・横塘
2025/4/13(日)晴/曇

最高気温16°早朝8°午前中は晴れの天気だったが午後になり雲が出て来たので、自転車には好天気と思い、午後14時から目的地を緑川桑鶴塘(轡塘)としてポタリングに出る。

世継橋経由で国道266を南進すし、緑川に架る著町(めどまち)橋を渡り左折する。ブログ「くまもと自転車紀行」の「のぶ」さんの案内通り、0.5km程進んだ堤防道路右側に旧城南町教育員会設置の説明板(写真1参照)を見る。
説明板には、「城南町北東部の出水。築地・坂本・千原・著町・永の6地区にまたがる洪水調整のための施設で、加藤清正の行った緑川改修工事の合流地点下流の川幅を広げ、桑鶴塘と呼ばれるくつわ塘を、下流の永には、流れを受け止め、水を逆流させるための横塘を築いて、遊水地を設けて増水の調整を図りました。当時としては画期的な工法で、この施設の完成によって下流一帯が水害から免れたと言われます。」とある。

 

説明板絵図の部分だけを拡大(写真2参照)してみる。絵図を見る限り、桑鶴塘は轡(くつわ)塘の内側に在って島状になっている。緑川本流には平行に、新しく取り付けた御船川の水流を受け止めるように施設されているようにも見える。

 

説明板の少し先の右側道路下に天満宮(写真3・4参照)が鎮座する。鳥居の左右に威厳ある仁王様の石像が睨みを利かす。ここを折り返し点として帰途に就く。

 

17時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。

熊本(自宅)16km→桑鶴塘16km→熊本(自宅)
総所要時間3.5時間(実3時間) 総計32km 走行累計61,641km

 

横塘(轡塘)
2025/4/9(水)晴

最高気温24°早朝12°午前中から晴れの天気だったので、午後13時半から目的地を緑川横塘(轡塘)としてポタリングに出る。

熊本市立図書館で本を借り換えて、薬専通りを通る。熊本大学薬学部構内に、ムラサキハナナ(=オオアラセイトウ=ショカツソウ)の花(写真1参照)が咲く。

 

薬専通りから左折して、一の井手(写真2参照)を辿って南進する。

 

国道東バイパスに出て右折して、国道266へ左折して南進する。加勢川を渡った左側に鎮座する「鯰三神社」鳥居横の桜の花(写真3参照)を観る。

 

緑川に架る著町(めどまち)橋上から、「高田みんなの広場公園」(写真4参照)を見る。ここも堤防が曲がり、河川敷が膨らんでいるが、この下流側対岸が大きく膨らんでいる。

 

著町(めどまち)橋を渡り右折して、緑川左岸堤防を西進すると、河川敷に麦畑(写真5参照)が広がる。この辺りが横塘(轡塘:くつわども)という。国土交通省熊本河川国道事務所ホームページには、「・・・加勢川右岸に清正堤(きよまさてい)、緑川右岸に大名塘(だいみょうども)と呼ばれる堤防の構築や、御船川の流路の付け替え等を実施しました。さらに、轡塘(くつわども)により河川の合流点の堤防間(高水敷)を広くとり水勢を弱めて洪水をゆるやかに流すための工夫も凝らしています。」とある。

 

やがて堤防(写真6・7参照)は左に大きく曲がり、河川幅も急激に狭くなる。

 

堤防道路を国道3まで進んで、右折して川尻船着場(写真8参照)を経由して、新幹線側道を北進して帰途に就く。

「川尻は、加藤清正時代から海外貿易港として栄えた。・・・」と、熊本市H.P.にある。

 

18時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。

熊本(自宅)16km→著町橋24km→熊本(自宅)
総所要時間4.5時間(実4時間) 総計40km 走行累計61,600km