熊本から気ままに山と自転車のブログ

ウォーキング・サイクリング・文化財探訪・山行のこと等を記しています。

菊池三十三観音霊場13・14・12・26・28番札所巡礼


13番札所出田観音堂・14番札所霊鷲山観音堂・12番札所赤星千頭観音堂・26番札所今村観音堂・28番札所光善寺観音堂巡礼
2022/4/12(火) 曇/晴

今日の最高気温予想27°。25°を越えるとサイクリングには暑い。「菊池三十三観音霊場巡礼」も順番に巡礼するとすれば、先日と同じ坂を上がらなければならないので、今日は菊池市も南方面とする。
今日の目的地は、菊池三十三観音霊場の出田観音堂、村田観音堂、赤星千頭観音堂とし、余裕があれば今村観音堂までと思い、11時からポタリングに出た。今村観音堂を折り返し点として菊池川右岸側に渡り、予定外の「片角光善寺」に立ち寄り帰途に就いた。

13番札所出田観音堂(写真1参照)は、二方が太陽光発電パネル設置敷地に囲まれている。観音像は、金色に輝き、須弥壇に安置されている。


村田にある14番札所霊鷲山観音堂(写真3参照)は、Web「ひごのおと」によると「元は菊池川沿いに建っていましたが、戦乱の中で消失し、現在の公民館の中に祀られるようになったようです。」とある。
公民館は閉まっていたので、観音様を拝することはできなかった。


敷地内には、大きな板碑と六地蔵(写真4参照)が鎮座する。


村田の観音堂を後にして、赤星に菅原神社(写真5・6参照)に移動する。
地図上は近くにあるので、同一境内かと思い来てみたが違ったようである。


神社から東方向に廻ると、12番札所赤星千頭観音堂(写真7参照)が鎮座する。仏様は、立像と座像の二体が鎮座するが、御本尊はどちらか私には分からない。


赤星千頭観音堂を後にし国道325を横断して、26番札所今村観音堂(写真9参照)に移動する。須弥壇に鎮座する仏様は、説明板によると聖観世音菩薩像とある。


境内右側に花に囲まれ説明板(写真11参照)が設置されている。後ろの桜は終わりかけているが八重桜の一種か。手前のツツジが美しい。


説明板(写真12参照)には、「十一面観世音菩薩を本尊としたお寺「普門山妙音寺」今村観音堂で、菊池氏にかかわる人たちも葬られた観音寺である。本尊は昭和30年頃盗まれたまま行方不明で、現在は聖観世音菩薩が祀られている。毎年7月第2日曜日に観音さん祭りが行われている。」とある。


今村観音堂を後にして、菊池川を渡り右岸側を下っていると、「28番片角光善寺」の標柱(写真13参照)が目に留まった。


一般の住宅かと思ったが、「光善寺」の扁額(写真14参照)が掲げてある。


説明板(写真15参照)には、「菊池氏十九代肥後守持朝公の姥提寺跡。観音堂を建立し、ご本尊の十一面観世音菩薩を祀る第二十八番札所。」とある。


大きな塔があり傍に数基の墓石(写真16参照)が並ぶ。現在時刻14時半、帰途に就く。


帰路の途中、庭先の大きなツツジの株に満開の花(写真17参照)が咲いていた。


17時前に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)31km→光善寺28km →熊本(自宅)
所要時間6時間(実5時間) 総計59km 走行累計47,462km