熊本から気ままに山と自転車のブログ

ウォーキング・サイクリング・文化財探訪・山行のこと等を記しています。

(下西寺・上西寺)六地蔵・(西寺・大柿千手)観音堂・平野興福寺


下西寺六地蔵・西寺観音堂・上西寺六地蔵・大柿千手観音堂・平野興福寺
2022/4/10(日) 晴

今日の最高気温予想25°。六地蔵巡礼をほぼ一巡し、次のテーマを「山鹿・菊池三十三観音霊場巡礼」とする。今日の目的地は、菊池三十三観音霊場の大柿千手観音、平野の興福寺と、ブログ「くまもと自転車紀行」の「のぶ」が先日行った西寺の六地蔵2基として、10時半からポタリングに出る。

山鹿の観音巡礼を先にするか、菊池の観音巡礼を先にするか迷いながら熊鹿ロードを北進する。山手の多い菊池を気温が上がらない時期に探訪したいと菊池方面に向かう。
下西寺六地蔵(写真1参照)が鎮座する西寺地区に到着する。左の石幢が旧来の六地蔵で、中央の六地蔵は1997年建立とある。


六地蔵(写真2参照)の幢身正面に謂れ書きが刻んである。「初代の六地蔵の建立は千五百年代の中ほどと思われているが、老朽化が進み原型を留めない状態にあったため、今回の道路改修にともない新たに六地蔵を建立した」後正面に「1997年(平成九年)十二月建立」とある。


建立から24年、龕部(写真3参照)はしっかりしている。


下西寺六地蔵から上西寺六地蔵に移動の途中、西寺中心部で菊池三十三館音16番札所西寺観音堂(写真4参照)を拝する。金色の観音立像が鎮座する。


西寺観音堂を後にして、上西寺の六地蔵(写真6参照)に移動する。幢身は石粉を取るために穿ったためか下方は細くなっている。


龕部(写真7参照)は、幢身、中台と石が違うように見受けられる。彫は風化が見られるものの、輪郭はしっかり残っている。


上西寺六地蔵を後にして、2番札所大柿専寺観音堂(写真8参照)に移動する。国道387を迂回して菊池小北側の道を上り、大柿の集落に入る。
仏像は、本尊は秘仏として祭礼の時だけ安置するのか、火災で焼失したか、盗難にあったか私には千手観音には見えない。頭上の冠は11面観音かもしれない。いずれにしても仏様には違いなかろう。信じる者は救われる。


大柿千手観音堂を後にして、平野の3番札所興福寺(写真10・11参照)に移動する。
整列された金色の仏様が迎えて下さる。


現在時刻14時半、帰途に就く。帰路は、植木町伊知坊から熊鹿ロード経由とする。
17時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。ウクライナに平和が訪れますように!
熊本(自宅)33km→興福寺38km →熊本(自宅)
所要時間6.5時間(実5.5時間) 総計71km 走行累計47,403km