
宝成就跡寺古塔碑群
2021/7/18(日) 晴
今日の降水確率は、午前20%、午後30%、最高気温予想33°、13時までには帰宅する予定で9時からポタリングに出る。
目的地を、玉名市指定文化財の高瀬の宝成就寺古塔碑群とする。
高瀬大橋を渡り、左折して高瀬眼鏡橋から続く路地を右折すると、宝成就寺古塔碑群(写真1参照)は、左側にある。

高瀬校跡という幅20m程の敷地に古塔・板碑(写真2参照)がびっしりと並ぶ。

左端からの景観(写真3参照)、宝篋印塔も見える。

説明板(写真4参照)には、「宝成就寺は、延喜四年(904)、嵯峨天皇の勅願により山城国真言宗大覚末寺として、醍醐派の聖宝僧正を開山とし、この地に宝成就寺が建立され、九州における真言宗の本山的性格を帯び、多くの末寺を支配して栄えた。建物は明治十年の西南の役に至るまで三度の火災にあい寺宝什物古記録等の多くは失われた。
ここに並ぶ古塔碑群は当時跡にのこる遺物で、後列に観応の五輪塔を含む板碑九基、中列に板碑九基、前列に板碑十五基と浮き彫りを含む石仏五基、宝篋印塔、卵塔(無縫塔)各一基の頸四十基である。これらは、観応二年(1351)の快承塔より、延亨四年(1747)の当寺代二十六世快円碑に至る三百九十七年間の墓碑、供養塔で当寺の歴史と玉名地方の文化研究上貴重なものである。」とある。

敷地左端に御堂があり、四体の地蔵尊(写真5参照)が鎮座する。

木葉交差点の温度計往路10時10分32°、復路11時10分33°(写真6参照)だった。
体力的には、晴天で33°は限界値か、無理することなく木陰でゆっくりしながら帰宅する。
来週の週間最高気温予報は34°・35°、自転車に乗るには危険な日が並ぶ。

今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)25km→宝成就寺古塔碑群25km→熊本(自宅)
所要時間3.5時間(実3.5時間) 総計50km 走行累計42,079km