熊本から気ままに山と自転車のブログ

ウォーキング・サイクリング・文化財探訪・山行のこと等を記しています。

御船町鼎春園

御船町鼎春園
2018/9/15(土) 曇/雨

残暑は厳しいが、暦は9月半ば。
夏場の体力低下を取り戻そうと、坂道のあるコースを選択する。
今日の目的地は、幕末の勤王の志士宮部鼎蔵(みやべていぞう)の顕彰碑がある出身地、御船町上野の「鼎春園」公園とする。
御船町中心地から御船川沿いの国道445を2km程東進し、マミコウロードへ左折する。
両脇の田圃の畔には、ヒガンバナ(写真1参照)が咲いている。
前回八瀬眼鏡橋を訪ねたときもヒガンバナが咲いていた。


マミコウロードの坂は半端ない標高差250m程。
途中岸壁が見えた。上野地区は阿蘇溶岩台地の上にある。高千穂峡のあの地形に似ている。
鼎春園(写真2参照)は、マミコウロードから県道221(旧日向街道)を右折して700m程の右側にある。
御船町中心地からここまで2時間弱、前回のときより歩いた距離が長かった。


公園入口の左手に説明板(写真3参照)がある。
公園名称は、宮部鼎蔵と弟春蔵から名付けたとある。


宮部鼎蔵座像(写真4参照)は、平成17年6月建立とある。
座像の後ろの大きい碑が大正二年に建立された顕彰碑。


顕彰碑の左側に「忠孝の碑」と、殉難百年の碑(写真5参照)がある。


座像の右には、その謂書(写真6参照)がある。
いずれも、地元の人々の宮部鼎蔵への敬愛の情と誇りの滲む文面が刻まれている。


帰路は御船町へ下るか、益城町へ下るか迷ったが益城町方向を選択した。
矢形川虹の大橋(写真7参照)辺りから雨模様に変わり、山間部ゆえにより強く降っているのかと悔やみつつ走る。


益城町に下った頃には本降りとなり、30分程の雨宿りとなった。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)28km→鼎春園30km→熊本(自宅)所要時間8時間(実5時間) 総計58km 走行累計25,688km