熊本から気ままに山と自転車のブログ

ウォーキング・サイクリング・文化財探訪・山行のこと等を記しています。

十五柱神社・笹原厳嶌神社・龍神社×3巡礼


十五柱神社・笹原厳嶌神社・龍神社×3巡礼
2024/2/9(金)曇/晴

最高気温13°早朝の気温1°午前中から晴天で暖かい日になりそうなので、午前11時から今月2回目のポタリングに出る。
目的地は、宇城市龍神社×2社と、宇土市網津町の龍神社を巡礼とする。

熊鹿ロードを南へ走り、旧井芹川沿いから石塘を通り、川尻町、富合町宇土市街地を通り、国道266の宇城市不知火小学校前に出る。小学校の西側を左折すると、亀松の龍神社(写真1参照)が鎮座する。


亀松の龍神社を後にして、小学校の南側から東側に廻り込むと大きな鳥居がある。その正面に十五柱神社(写真2・3参照)が鎮座する。


十五柱も祀る神社を始めて知った。由緒書(写真4参照)には、「祭神:底土神、大綾津日神、赤土神、彦龍神、姫龍神、八十柱津日神、神直日神、大直日神、上津小童神、中津小童神、底津小童神、上筒男神、中筒男神、底筒男神、盤土神・・・
由緒:和銅六年癸丑年、元明天皇の勅願に依り現宇土市西岡神宮御神体着船の所なり。故を以って海童神を崇める社壇を作らせ十五柱神社と称する。現在の塚原区の人達がその事を記念し諸神をまつり永く代々崇敬した。・・・」とある。


境内南西の隅に、阿吽(写真5参照)の石像が建立されている。廃仏毀釈により、この位置に移設されたものと思う。


十五柱神社を後にして、松橋の龍神社(写真6参照)に移動する。「龍神」の文字は見当たらないが、地図上に「龍神社」とあるので、それで良としよう。


松橋の龍神社を後にして、北進して宇土市街地を通り国道57に出る。国道から右側にそれて、標高60m程の山を正面に見て走る。道の突き当りに笹原厳嶌神社(写真7・8参照)が鎮座する。
説明板には、「現在の宇土市笹原町は、慶長十年(1605)頃に作成された「慶長国絵図」を見ると篠原村(六百九十三石余)と表現されていて、加藤清正肥後国を統治した頃には、すでにあったと考えられる。
江戸時代の地誌「肥後国誌」の篠原(笹原)村の記事には、「辨才天堂 祭十月中亥ノ日 合殿ニ天神宮ヲ祀ル」と書かれていて、現在は、厳嶌神社・菅原神社・水神、さらに山の上の稲荷神社からなっている。これらの創建の時期は、はっきりしていないが、笹原の集落ができた頃であろう。
明治の初めの神仏分離政策によって、本尊の弁才天は、神社の姫神市来島姫として祀られ、弁才天堂は神道的な神社に改められ、厳島神社と呼ぶようになった。・・・」とある。


厳嶌神社を後にして、山の西側鎮座する龍神社(写真9参照)に移動する。神殿の左脇に馬門石の記念碑が建立されている。ここを折り返し点として帰途に就く。


帰路の途中、銭塘町の田圃の中に30体程の案山子が立てられている(写真は誤って削除)。
16時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)41km→網津龍神社24km→熊本(自宅)
総所要時間6.5時間(実6時間) 総計65km 走行累計57,928km