
前川・清水水源
2023/8/26(土)晴/曇
今日は最高気温予想34°に午前中の帰宅を予定して、午前7時過ぎからポタリングに出る。今日の目的地は、菊池市七城町の湧水「前川水源」「清水水源」とする。
往路は、熊鹿ロードを伊知坊から逸れ、合志川沿いに下り県道138を東へ走り、道が花房台地方向の左に曲がる所を直進すると、右側に「前川水源」の水車小屋(写真1・2参照)がある。


水車小屋の手前を右折すると、左側に駐車場(写真3・4・5参照)があり、水汲みの人の車が数台駐車している。



水汲み場の湧水は、水車に向かって流れ(写真6参照)る。

水源公園の東北方向にも湧水池(写真7参照)がある。

水源公園の南側台地上は、「亀尾城址公園」(写真8・9参照)になっている。
説明板には「亀尾城は菊池十八外城の一つに数えられる城跡で、菊池本城の南西方向の重要な拠点として、菊池一族が整備したとされています。中世の頃は、板井の地区名をとって板井城と呼ばれていました。
この地は花房台地の中央を横断する板井川の北縁にあたる交通の要衝で、古くから政治的にも重要な場所だと考えられてきました。また、城跡の高台から菊池平野が一望できるため、南北朝時代には軍事上の要地となり、九州探題今川了俊とその子仲秋が菊池を攻めた際には、攻略の拠点として万を超える大軍を2年間にわたって駐屯させたこともありました。現在は公園として整備され、豊前壕や曲輪が復元されています。」とある。
絵に描かれている菊池平野を見下ろす隊列の兵士の立つ丘は、前方後円墳のように描かれている。私もこの丘は前方後円墳に見える。


東進する道に戻って、少し行った所にも湧水池(写真10参照)がある。水は澄んでいて、湧水しているものと思う。

前川水源を後にして、菊池川右岸側にある「清水水源」(写真11・12参照)に移動する。
説明板には、「七城町清水区にある水源は、熊本県名水百選の選ばれた遊(湧?)水地で、三百年を超す大杉が横たわっており、その水源(杉の下)から清水が湧き出ている。
この水源地は、四町程の水田を潤し、清水の地名の由来にもなっている。」とある。


杉の木は、板橋の向う(写真13参照)に見える。

その板橋の右側にも湧出(写真14参照)している。

大杉の東側に石仏があり、その台座の下側からも湧出(写真15・16参照)している。


湧水池から流れ出している川底(写真17参照)からも湧出している。ここを折り返し点として帰途に就く。

帰路の熊鹿ロードで「マルバルコウソウ」(写真18参照)を見る。気温が高いが秋が巡ってきていることを感じる。

12時過ぎに帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)28km→清水水源28km→熊本(自宅)
総所要時間5時間(実4.5時間) 総計56km 走行累計55,691km