
豊前街道山鹿惣門
2022/12/26(月) 晴
今日の最高気温予報11°早朝の最低気温は0°、陽が射しもあり暖かくなった正午12時からポタリングに出る。
目的地は、本年の年間走行距離を昨年の7291km/年間を超える記録とするため、60km以上の走行距離を稼げる山鹿市豊前街道惣門とする。
熊鹿ロードを一路北進し、豊前街道惣門(写真1参照)に到着する。

惣門から道路に降りると豊前街道(写真2参照)の街並みが見える。
右側角の家は違うが、道路両側とも山鹿市内有数の酒蔵で、肥後の赤酒の造聶元としては、熊本県内2社の内の1社である。
左側に資料館があり、赤酒は屠蘇としての利用もあるが料理酒として全国に出荷していると説明を受けたことがある。

菊池川(写真3・4参照)右岸堤防上から川面を眺望する。この辺りは、国指定天然記念物のチスジノリ発生地という。
説明板には、「国天然記念物(昭和34年指定)チスジノリは川底に生える淡水産紅藻の一種で、暗紫色の細長い形をしています。長さは20cmから1mを超えるものもあり、たくさん枝分かれするようすが血管(血筋)のように見えることからこの名がついています。
菊池川のチスジノリは、川の水温が低下する10月ごろから発生しはじめて厳冬期の2月ごろに最盛期を迎え、梅雨期までには流れ去ってしまうため夏に見ることはできません。以前は寒ノリ・カワノリと呼んで佃煮や酢の物にしていました。
チスジノリは主に九州の限られた川(筑後川・菊池川・川内川など)に分布していますが、今では数が少なくなり絶滅の恐れがあります。
後方の山鹿大橋から上流約5キロ(分田橋まで)の区間は、「菊池川のチスジノリ発生地」として国の天然記念物にしてされています。この区間でのチスジノリ採取は文化財保護法で禁止されています。」とある。ここを折り返し点として帰途に就く。


16時半過ぎに帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)31km→山鹿市豊前街道惣門31km→熊本(自宅)
総所要時間4.5時間(実4.5時間) 総計62km 走行累計52,089km