
江田熊野宮宝塔
2021/6/22(火) 曇/時々晴
天候は薄曇り、出発時気温26°最高気温予報30°と蒸し暑い日だが、午前9時半から、和水町江田の熊本県指定文化財「熊野宮宝塔」を目的地にポタリングに出る。
17日以来中四日自転車に乗っていない。18日14時ワクチン接種、19日2時頃接種跡が痛む。20日14時頃腹痛と下痢、副反応か単に昼食が悪かったかは分からない。21日は若干の倦怠感と若干の接種跡の痛みで安静日とした。熱は出なかった。今日の自転車は早めに切り上げるつもりで出かける。
2、3日前の地図検索で、和水町熊野宮は、総合グラウンド(写真1参照)横の道の奥と記憶していたので、疑うことなく道の奥を目指す。が、そこは谷底で、田圃があるだけの場所だった。複数回検索で、確実な情報とすべきだったと反省する。

再度「熊野宮」をスマホで検索する。県道3の江田交差点近くの「熊野宮」(写真2参照)を表示する。その神社であれば幾度となく鳥居前を通過しているので、気を取り直して道を引き返す。

拝殿(写真3参照)は、壁がない簡素な造りだが、境内は広い。
近くには江田船山古墳等もあり、古い歴史ある地区だと思うので由緒書等の掲示板はないかと見回すが見当たらない。

目的の県指定文化財「熊野宮宝塔」(写真4参照)は、境内右奥にある。

説明板(写真5参照)には、「この宝塔は、貞和5年(1349)に造られた南北朝時代の代表的な宝塔で、均整の取れた形態は、石造美術、石造文化財としての価値が高い。全高は、146.5センチメートルで、基礎、塔身、笠、宝珠の各部から成り、基礎は一石段階式である。塔身は有頸の棗(なつめ)形で、上部に納経のためと考えられる円筒形の穴がある。笠は軒を子持ちに造り、底面の膨らみに更に一段の張り出しをつけ、その中央に塔身の頸部を入れる円孔を穿っている。笠の上部に抉(えぐ)りがあることから、宝珠は後補で、本来は相輪がのっていたと考えられる。銘文は「敬白・・・勧進沙門實賢大願主禅心禅門、小願主道善」と彫られている。ここから東方500メートルの江田字中道には、「南無□□大會□□妙典一部、延慶三季(1310)十月廿三日、勧進沙門實賢」の銘文のある宝塔があり、同一人の勧進として興味深い。」とある。

帰路は、前回と同じく「道の駅菊水ロマン館」で弁当を買い、北側の広場(写真6参照)で、この風景を眺めながら昼食とする。

13時帰途に就く。帰路は、県道3、熊鹿ロード経由で15時帰宅する。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)31km→菊水ロマン館27km→熊本(自宅)
所要時間5.5時間(実4.5時間) 総計58km 走行累計41,555km